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視覚支援ツール実践レポート

1月の視覚支援ツールのワークショップの受講者の方から 「家庭で実践してみました!」 といううれしいレポートをいただいたので、 ご紹介させていただきます。

幼稚園の朝のお支度のカードを作ってくださったそうです。 かわいいですね♪

文字が入っているのがポイントです。 大人が声かけをするときに、 同じ言い方で伝えることができて子どもも混乱しませんし、 子どもの文字学習にもつながります。

できたら上に自分で張り替えるそうです。 「お2階に行くよ~」と声かけをするそうで、 お子さんも2階に移動できる楽しみになっていて素敵な声かけですね。 やる順番はお子さんが自分で決めるそうです。 ’自分の好きなようにできる’というのが意欲にもつながりますね。

このツールで、お母様が工夫されたポイントや使ってみての感想をご紹介します。

・作って「さあ、使って」ではダメで、一緒に楽しんで使ったら自発的にやってくれるようになりました。 ・ホワイトボードもあるのですが、1歳の妹が遊んでしまうので、この形になりました。 ・親が口で言ってもやるのですが、カードで自分で決めて一人で支度できると、達成感があるようです! ・親自身も、バッチを忘れがちだったのですが、忘れることがなくなりました。

びしっと完成したツールをつくることよりも 家庭で無理のない環境をつくり、 お子さんの様子をみながら、 「使いたい」と思えるようなツールをつくることが1番重要です。 ただこれは、 答えもなく試行錯誤しないとなかなか難しいものなので、 ここまで実践されたことに感動しました。

ここで、ちょっとおまけです。 たとえば、ずっとこのようにカードを使っていくかというと そうではなく、 良きタイミングではずしていくことも重要です。 しっかり頭の中でこの作業ができるようになって、 カードがいらないかな、という時に カード無しでやってみてできたらすごく褒める、 できなかったらすぐに戻す、 というのも次のステップにつなぐ重要な方法です。 スケジュールを全部外してしまうのが難しい場合は、 ポイントだけを確認できるものを使うのも良いと思います。 これは実際に我が家で使っている簡単なものなのですが、 どうしても忘れてしまう部分だけ視覚的に確認できるようにしています。

うちでも、私自身ハンカチの声かけを忘れて ハンカチを持たずに幼稚園に… ということもあったのですが、 朝うるさく言うこともなくなり、 忘れ物もなくなりました。 みんなにとっての視覚支援ツールですね♪ こんな風に、ちょっとして工夫で、 子どもも周りの大人も少し楽になり、 毎日のルーティーンがとても良い練習になり、 子どもの成長につながります。 という、素晴らしい例だったのでご紹介させていただきました。

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